2009年7月18日土曜日

杉並光友会 映画『千羽鶴』上映会のお知らせ



映画『千羽鶴』(1958年・監督:木村荘十二)の上映会と音楽劇『貞子と千羽鶴』の公演が8月15日(土)に杉並光友会と杉並区の共催で行われます。終戦記念日のこの日に、家族で戦争とは、家族とは、命の尊さを考える機会にしては如何でしょうか。

映画「千羽鶴」は、実際の建設運動の最中に撮影されました。ロケーションはモデルとなった佐々木禎子さんの実際の家(床屋)や通学した学校、そして入院した病院などで行われ、劇映画でありながら“時代の記録性”といった視点からも大変貴重な作品です。とりわけ貴重なのは、原爆の子の像の実際の除幕式(1958)がエンディングとなっていること。
 原爆症で亡くなる少女を描いたにもかかわらずこの映画がさわやかなのは、戦争の傷跡から手をたずさえて生きようとする子どもたちのまぶしいばかりに健康な姿と、その子どもたちを支える教師たちの姿があること。民主教育の息吹をきちんと捉えて描いた作品だからでしょう。被爆者の声をうけつぐ映画祭2008より

映画『千羽鶴』
監督:木村荘十二   脚本:諸井条次

音楽劇 『A Thousand Cranes 禎子と千羽鶴』
原作:キャサリン S ミラー   翻訳、脚本、演出:登坂倫子

日時:2009年8月15日
開場13:00 開演13:30
場所:杉並区区立産業商工会館 3階 講堂
杉並区阿佐ヶ谷南3-2-19
TEL:03-3393-1501

主催:杉並区光友会(杉並原爆被爆者の会) 
共催:杉並区
後援:杉並教育委員会 杉並区障害者団体連合会

お問い合わせ:杉並光友会 杉並区善福寺2-11-26 籾蔵宅
TEL:03-3390-8556